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第15回歴史回廊らくたび散歩~今宮神社から御土居を辿って鷹峯界隈へ~②

前回からのつづき

まず最初に訪れた御土居は、北区鷹峯旧土居町3にある「御土居史跡公園」です。
この場所は、土塁の頂上まで登ることができるため、どれだけ高いのかを実感することができました。
周りは緑に囲まれ、美味しい空気を吸いながら、探訪することができました。

 

その後、しょうざんリゾート京都に向かいました。その道中には、「御土居」と書かれた小さな看板があり、鷹峯という場所に、多くの御土居が点在していることが分かりました。

 

 

 

 

また、しょうざんリゾート京都へ向かう道中、そして建物の周辺には、青紅葉が広がっており、この周辺は比較的人も少ないため、紅葉の穴場スポットであると感じました。ぜひ、11月頃の紅葉シーズンに、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

    


しょうざんリゾート京都を出発した一行は、次の「御土居」に向かいます。
余談ですが、この道中にあった「松野醤油」という醤油屋さんから漂う、お醤油の香りが非常に印象的でした。

向かった御土居は、北区鷹峯旧土居町2にある御土居であり、ここもまた「史跡」の1つに当たります。印象的だったのは、この御土居の向かいにある「光悦堂」という和菓子屋さんです。
このお店の名物であるのが「御土居餅」。まさに、御土居に因んで作られたお餅ですね。
実はこの場所も、「ブラタモリ」で紹介されていたみたいなので、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、光悦堂の由来となっているのが、「本阿弥光悦」という人物であり、秀吉が御土居を造って以降、光悦の一族や関係者がこの地に移り住み、集落として発達させたとされています。
 
(次回が最終回となり、常照寺と源光庵を紹介します)※10月30日に掲載予定です。