京都歴史回廊協議会<2008>

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留学生向けに妙心寺で坐禅体験 [2008/4/2]

3月28日(金)留学生向けに妙心寺で坐禅体験と見学を実施しました。

当日は、小雨まじりの肌寒いお天気でしたが、坐禅体験が始まる頃には青空が広がり穏やかな春の日差しが降り注ぎました。
韓国、中国をはじめ、アメリカ、イタリア、フランス、台湾など、様々な国と地域から約20名の学生が参加。
まずは、妙心寺の塔頭(たっちゅう)寺院の金牛院にて、坐禅を体験しました。小倉大岳住職のご指導のもと、慣れない姿勢に戸惑いながらも、ぴんと張り詰めた静寂のなか「呼吸」を整え「身」を整え「心」を整える、「坐禅」に取組みました。その後、妙心寺の広大な境内を散策、法堂、国宝の梵鐘、浴室などを見学しました。
 この企画は、歴史的遺産に恵まれた地域で学生生活を送る留学生に、日本の伝統文化に親しみ、留学生間の交流を深め、京都市北西部の良さを発見する機会を提供することを目的として実施しているもので、昨年3月の天龍寺に続き今回で2回目となります。
 京都歴史回廊協議会では、今後もこのような企画を実施する予定です。多くの留学生の参加をお待ちしています。

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京都歴史回廊文化塾 京都探究“ゆかりシリーズ第1弾”のご案内[2008/4/28]

京都歴史回廊文化塾 京都探究“ゆかりシリーズ第1弾”「王朝の雅 源氏物語・小倉百人一首 ゆかりの歴史回廊を往く」のご案内です。

9月13日(土)~14日(日)
京都歴史回廊文化塾 京都探究“ゆかりシリーズ第1弾”
「王朝の雅 源氏物語・小倉百人一首 ゆかりの歴史回廊を往く」を開催いたします。
詳細はこちら。
※参加申込の受付開始は、6月上旬頃の予定です。
詳細パンフレットの郵送をご希望の方は、京都歴史回廊協議会事務局まで、ご連絡ください。
ホームページにも、同内容を掲載いたします。

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月刊京都(白川書院発行)8月号に京都歴史回廊協議会の記事が掲載[2008/7/29]

月刊京都(白川書院発行)8月号に「京都歴史回廊協議会」の記事が紹介されています。
また、立命館大学文学部が開講している京都歴史回廊プログラムにおける
教育・研究成果の一部も掲載されており、大変盛りだくさんです。
京都歴史回廊プログラムにおいては、今後、3月号まで数回の掲載が予定されております。
ぜひご一読ください。

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立命館大学オープンキャンパス保護者向け「京都歴史回廊ツアー」を実施[2008/8/27]

 8月2日(土)から2日間、立命館大学でオープンキャンパスが開催されました。
保護者向けプログラムの1つとして、午前と午後の2回に分けて京都歴史回廊エリアを散策するという京都歴史回廊ツアーを実施しました。約1時間という短い時間で、なおかつ暑い中だったが、約40名の参加者で、衣笠キャンパス周辺を一緒に歩きました。
 コースは、説明会場である以学館を出発し、キャンパス内を学舎の説明を交えながら横断し、龍安寺山門を経て、通称「きぬかけの路」を歩き京都府立堂本印象美術館へと達するという歴史回廊のほんの一部を散策する内容ではあったが、北は北海道から南は九州まで全国各地から参加した方々は、衣笠キャンパス周辺にある歴史的資産の中にある大学に非常に興味を示されておられました。是非、子どもに会いに来る口実で観光に来たいという声も多く聞こえました。

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京都歴史回廊文化塾チャレンジ子どもミュージアム「妙心寺で京文化体験!」を実施[2008/8/27]

 8月8日(金)、小学生3年生~6年生を対象とした「妙心寺で京文化体験!」を実施しました。
この企画は、地域での遊びや多様な文化体験に触れる機会が少なくなった子どもたちに、地域の文化に触れる体験や子ども同士の交流を通し、地域とのつながりや文化価値を知ってもらおうとしたものです。今回のプログラムでは特に妙心寺で行われる伝統行事「お精霊迎え」への理解を深めていただくことも目的としています。
申込に際しては定員をはるかに超えるハガキを頂戴し、参加者は当初12名の定員を超え24名に達し、興味の高さを改めて感じました。
 [午前]灯篭絵付けのモチーフを探しに境内をフィールドワーク。思い思いのところを写真に撮ったりスケッチしたり、メモを取ったりととても暑い中でしたが元気いっぱいに歩きまわっていました。その後、大方丈に移動し、まずは、ご住職への質問タイム。各グループ、フィールドワーク中に気付いた事など質問をしました。たまにご住職も答えられず困ってしまった場面も。そして、坐禅体験。少し前まではしゃぎまわっていた子ども達もご住職のお話を良く聞き、集中して坐禅をしていました。
 [昼食]は精進料理、ご住職から精進料理の作法を教えていただきました。特に食材の大切さ、ありがたさなど日頃の親への感謝など、得えるものは沢山あったのではないかと思います。
 [午後]は「お精霊迎え」の為の灯篭作り。フィールドワーク中に探したモチーフを絵の具など使って用紙に描いていました。描き終わった用紙を灯篭に糊付けして完成。そして、お片づけでは雑巾持参で自分たちが使った大方丈を全員で雑巾がけ。最初は嫌がっていた子ども達も最後には笑顔で喜んで後片付けしていました。
 完成した灯篭を持って全員集まってグループ順で個人発表。自信作の発表をしてもらった後、担当のボランティア学生より修了証を一人ずつ授与しました。今回は妙心寺さんのご配慮で灯篭を吊るすところまで体験できました。出来上がった作品(灯篭)の前で記念撮影をして盛り上がりました。
 解散するときには朝から夕方までの長時間でしたが疲れを見せる子もなく、笑顔がいっぱいあふれていました。お世話になった学生ボランティアとの別れに寂しがる子ども達も目につきました。
 なお、9月、10月、2009年2月、3月には別のミュージアムでのプログラムを予定しております。
子どもたちのチャレンジをお待ちしております。

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京都歴史回廊文化塾“ 京都探究・ゆかりシリーズ” 「王朝の雅 源氏物語と小倉百人一首 ゆかりの歴史回廊を往く」[2008/9/16]

【9月13日(土)】
京都駅八条口に全国各地より申し込まれた参加者44名が集合しました。
発車前にバス車内で主催者の京都歴史回廊協議会事務局担当者と立命館大学中西健治教授が挨拶を行い、京都歴史回廊文化塾2日間のツアーがスタートしました。
車中でのガイドは、学生ガイド協会所属の立命館大学の女子学生。これは今回の魅力のひとつであり、車窓に流れる景色を追いながら学生がマイクを握ると、参加者は表情が緩みっぱなしで車内は温かい雰囲気に包まれました。
まずバスが到着したのは、京都府立文化芸術会館。ここでは花園大学の曽根誠一教授が、「紫式部の宮仕え」をテーマにミニ講義を約30分間行いました。大学での講義は通常90分ですが、今回は現地で見聞するというフィールドスタディですので、お話はあえて短時間に濃縮して頂き、参加者はそのエッセンスをもとにゆかりの地を歩いて頂きました。
館内での「日本刺繍による源氏物語五十四帖展」も多くの目を惹きつけました。その後、曽根教授の随行で「梨木神社」へ。境内に湧き出る京都三名水として知られる「染井の水」を頂戴し参拝、そして紫式部邸宅跡といわれる「廬山寺」。展示品を拝観しつつ庭園の縁側では曽根教授を囲み、とっておきのお話をして頂きました。
昼食は平安神宮近くの「聖護院 御殿荘」。参加者は京都の食材満載の美味しい食事に堪能し、館内の「足湯」にも浸かりながら雅あふれる庭園に酔いしれてました。
午後のゆかりの地は「仁和寺」。境内の御室会館で立命館大学の中西健治教授が、「-仁和寺ゆかりの若菜巻から-」がテーマのミニ講義を行って頂き、引き続き、仁和寺の沖田定信執行による「国風文化の醸成と源氏物語」の特別京都法話が催されました。本殿拝観と共にお抹茶をいただき、境内を自由散策しました。
そして、風光明媚な自然が流れる古道を通り「大覚寺」へ。「観月の夕べ」の行事が催されている大覚寺では、大勢の人たちで賑わっていました。ここでは、京都嵯峨芸術大学の佐々木正子教授が、「源氏物語の魅力-その美意識」をテーマにミニ講義を行って頂きました。絵巻を鑑賞する際の留意点や美術的角度からの源氏物語の見方など芸術大学ならではの視点で展開され、参加者はメモをとるなど時間を忘れるほど熱気に溢れました。
夕食は、境内の宸殿前に特別に用意された床机に腰掛け月見弁当。琴の演奏などもあり、平安時代を蘇らす音色に耳を傾けながら優雅な時間を過ごしました。そして、「観月の夕べ」のメイン企画でもある、大沢池に竜頭の船を浮かべての中秋の名月鑑賞。参加者は幻想的な別世界へと誘われながら、大覚寺を後にしました。

【9月14日(日)】
京都駅八条口に集合後、立命館大学の佐古愛己准教授のご挨拶でスタートしました。
渉成園(枳殻邸)へ向かうバス車内では早速、佐古先生が「『源氏物語』と平安京-六条院を中心に-」をテーマに話されました。
源融の河原院があったと伝えられる地、渉成園(枳殻邸)では緑一杯の芝生と素晴らしい池に魅了され、その後、バスは京福電気鉄道(通称:嵐電)の四条大宮駅へ向かいました。
「紫のゆかりちゃん号」貸切で、行く先は嵐山-。源氏物語一色に染められた特別列車に、参加者は感動の声をあげていました。終点の嵐山駅では30分間ほど停留し車内は教室に変身、佐古先生の講義が始まりました。テーマは「藤原定家と平安貴族社会」。昼食は渡月橋近くの「京都嵯峨料理 良弥」で頂き、周辺ではお土産の下見で参加者の多くが満面の笑みでした。
午後からは小倉百人一首ゆかりの地の「二尊院」や「常寂光寺」を佐古先生に随行していただきました。そして、本ツアー最後のゆかりの地「清凉寺」へ。ここでは清凉寺の大坪氏の案内で非公開の霊宝館の阿弥陀三尊像を見学し本堂へ移動しました。ここでは、まず国宝の釈迦如来像の御開帳、参加者も思わず手を合わせました。続いて、本堂を教室に佛教大学の上野辰義教授が「光源氏の道心と嵯峨の院」をテーマにミニ講義。本堂での講義という珍しい風景に一般の観光客も興味津々のようでした。
修了式では最後に主催者側から2日間を振り返り、御礼の挨拶などで締めくくりました。参加者は、巡った“ゆかりの地”にもう一度思いを馳せ余韻に浸りながら、晴天の青空とマッチした桂川と緑あふれる嵐山を後にしました。

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京都歴史回廊文化塾 チャレンジ子どもミュージアム「はっぽうスチロールの立体作品をかざろう!」[2008/9/29]

9月23日(祝)Bコース(※1)の「はっぽうスチロールの立体作品をかざろう!」を京都嵯峨芸術大学で実施しました。
小学生3年生~6年生までの9名の子どもたちが参加し、京都嵯峨芸術大学のスタッフと学生ボランティアと共に実施しました。
「午前」まず、京都嵯峨芸術大学附属博物館でスタッフの自己紹介と館内を見学しました。
 この日は偶然にもウルトラマン・銀河鉄道999などの脚本を手がけている藤川桂介氏がご来館中で、特別に子どもたちにアニメなどの魅力をお話いただき、さらに子どもたちの興味は高くなりました。博物館見学後は、作業場所に移動し、スタッフからはっぽうスチロールや絵の具その他の作業道具の説明を受けました。その後、展示場所を探してイメージした作品のラフスケッチをしていよいよ午後から立体作品にチャレンジ!
「昼食」各自持参したお弁当を、学生ボランティアや今日からお友達になったみんなで仲良く食べました。
[午後]ラフスケッチを基に、はっぽうスチロールに絵を書いて色を塗ったり、カッターで切ったりとスタッフに手伝ってもらいながら、集中して一生懸命作品を作っていました。出来上がった作品は、最後の作業として展示場所へ貼り付けをしました。展示の作業が終わったらみんなできちんとお片づけをしました。
 そして、朝から長い時間をかけて作った自分の立体作品の発表会を実施しました。それぞれ自分の作品の前で、作品のモチーフやポイントなどを発表しました。保護者の方も写真にその姿をおさめていました。子どもたちには担当の学生ボランティアから修了証を授与しました。京都嵯峨芸術大学の学生スタッフも子どもたちの発想力に驚きとショックを受けていました。出来上がった作品は記念にお持ち帰りいただきました。満足げに笑顔で帰っていく姿はとても印象的でした。
「チャレンジ子どもミュージアム」は子どもたちに「心」を豊かにする学習体験を提供することで、歴史・文化・美術などの魅力に気づき、その魅力を伝える人材を育成するための試みです。なお11月、2009年2月、3月には別のミュージアムでのプログラムを予定しております。子どもたちのチャレンジをお待ちしております。
(※1)Aコース:8月8日(金)「妙心寺で京文化体験!」実施済

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チャレンジ子どもミュージアム「学芸員ってなあに?博物館の仕事を体験しよう!」参加者募集のお知らせ[2008/10/15]

詳細はこちらをご覧下さい。
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■日時:2008年11月22日(土)10:00~16:00
■場所:佛教大学宗教文化ミュージアム
■対象:小学校3年生~6年生 定員12名(先着順)
■プログラム(予定):博物館バックヤードツアー、学芸員しごと体験etc
■参加費:1,000円(材料費・保険料を含む)※昼食は各自持参
■お申込方法:往復はがきに必要事項をご記入の上、下記宛先までお申込下さい。詳細はこちらをご覧下さい。
■お問合せ:京都歴史回廊協議会事務局(学校法人立命館 教育文化企画課)
tel:075-813-8247(土日祝を除く9:30~17:00)
■主催:京都歴史回廊協議会/京都歴史回廊4大学連携会議
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★今後の開催予定★
2009年2月21日(土)
「肌で感じる歴史の世界―歴史の展示をしてみよう―」
場所:花園大学歴史博物館
2009年3月14日(土)
「あなたがデザイナー!展覧会ポスターを作ってみよう」
場所:京都府立堂本印象美術館(指定管理者:学校法人立命館)
詳細が決定次第、HPにてお知らせいたします。ご期待ください!

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チャレンジ子どもミュージアムインターンシップ学生2名が、ラジオ局FM845生放送に出演[2008/11/4]

10/31(金)、京都歴史回廊文化塾チャレンジ子どもミュージアムを企画・運営しているインターンシップの立命館大学文学部の女子学生2名が、京都市南部をエリアとするFM845ラジオ局の「若番ゲストコーナー」で、チャレンジ子どもミュージアムプログラムの楽しさや次回プログラム紹介をパーソナリティを交え、30分間生放送出演しました。
株式会社京都リビングエフエム FM845

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歴史回廊エリアの妙心寺で青年の集いご案内[2008/11/11]

京都歴史回廊の「御室・花園エリア」にある妙心寺で11月29日(土)・30日(日)に「松竹芸能若手漫才や立命館大学出身メンバーがいるキッサコライブ」があります。詳しくは妙心寺ホームページをご覧ください。
妙心寺

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京都歴史回廊文化塾 京都商工会議所・立命館大学共催「歴史回廊・ふしぎ発見!」(12/15)[2008/11/18]

源氏物語千年紀の今、クイズを通じて平安文化の秘められたその魅力を知ることで、今まで見慣れていた景色が明日から全く違って見えるかしれません。
さぁ、あなたも“歴史回廊・ふしぎ発見!”してみませんか?
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京都歴史回廊文化塾 京都商工会議所・立命館大学共催 文化講演会
「歴史回廊・ふしぎ発見!-源氏物語・百人一首-」
参加型クイズ形式アカデミック講義
■日時:2008年12月15日(月)午後1時30分~午後3時30分
■場所:立命館大学 末川記念会館講義室(立命館大学衣笠キャンパス内)
■定員:150名
申込書にご記入のうえ、ファックスにてお申込下さい。
定員になり次第、締切りといたします。入場無料!
=導入講義=
○中西 健治氏 立命館大学文学部 教授
『源氏物語を読んだ人 ―物語にあこがれた少女から―』
=クイズ形式アカデミック講義=
○コーディネーター 瀧本 和成氏 立命館大学文学部 教授
○出題者 中西 健治氏 立命館大学文学部教授
 『源氏物語?』
○出題者 佐古 愛己氏 立命館大学文学部准教授
 『源氏物語!』

*講義終了後、末川記念会館の見学も予定しております。
★当日の詳細、申込書は
こちらをご覧ください。
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京都歴史回廊文化塾チャレンジ子どもミュージアム「学芸員ってなあに?博物館の仕事を体験しよう!」が放送されます。[2008/11/26]

11月22日(土)に佛教大学宗教文化ミュージアムで開催された、チャレンジ子どもミュージアム「学芸員ってなあに?博物館の仕事を体験しよう!」が、ケーブルテレビ局の京都みやびじょんで、下記日時で放送されます。
学芸員体験をしている、楽しい様子が放送されますので、ぜひとも家族皆様でご覧ください。
*放送日
 11月29日(土)から12月5日(金)までの、 毎日10時、12時、19時、24時の4回放送。
 番組名:みやびじょんワイド
詳しくは京都みやびじょんホームページをご覧ください。
京都みやびじょん 

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京都歴史回廊文化塾チャレンジ子どもミュージアム「学芸員ってなあに?博物館の仕事を体験しよう!」を実施しました。[2008/11/26]

11月22日(土)「学芸員ってなあに?博物館の仕事を体験しよう!」を佛教大学宗教文化ミュージアムで実施しました。 小学生3年生から6年生までの8名の子どもたちが参加し、佛教大学宗教文化ミュージアム学芸員と学生ボランティアと共に実施しました。
「午前」ミュージアム内、シアターにて開校式があり、主任学芸員の斉藤先生より、1日のプログラム説明や名札やバインダーなどを受取り、最初は博物館のバックヤードツアーから始まり、出演者の控室や楽屋、舞台を照らす照明・音響機器を実際に操作する調光・音響室に入り、臨場感溢れる機器の操作体験をしました。
「午後」みんなで持参のお弁当を食べたあと、いよいよ、本物の学芸員体験のスタートです。
3つの班に分かれて、古い土器の扱い方や大きなショーケースに、掛軸やパネルを吊るす作業体験をしました。
また、本物の古い絵巻物を実際に手に取り、拡げたり、巻いたりする作業をしました。
最後に修了式があり、斉藤主任学芸員より、参加者全員に修了証と宗教文化ミュージア一日学芸員修了証が渡され、また、各自が製作したパネルや学生スタッフ手作りのメダルや佛教大学オリジナル煎餅やキャンディが、お土産として渡されました。
参加した子どもたちは、満足した秋の一日でした。
なお、このプログラムの様子をケーブルTV局「京都みやびじょんワイド」で、11月29日(土)~12月5日(金)まで、毎日10時、12時、19時、24時から放送されます。参加した子どもたちや、これから参加したい子どもたちも見てください!
 なお、今後のプログラムは来年2月21日に「花園大学歴史博物館&妙心寺」、3月14日に「京都府立堂本印象美術館」を開催予定です。皆さんのチャレンジをお待ちしております!

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「京都歴史回廊ハイライトコース」アカデミック京都ウォッチング3を今年も実施。[2008/11/27]

11月22日(土)~23日(日)の2日間で立命館大学の在学生保護者を対象にアカデミック京都ウォッチング(全14コース)が実施され、23日の「京都歴史回廊ハイライトコース」には、全国から参加された41名が錦秋の京都を満喫されました。
今回のコースは、嵯峨大覚寺別格本山の覚勝院で、諸々の障難がのがれて、八福が来ると言われる大根供養の大根を食べてもらい、その後に大覚寺で嵯峨菊展を鑑賞しました。
午後には妙心寺塔頭で非公開の金牛院で、精進料理のお昼を味ってもらい、その後に住職の法話と座禅体験をしました。
また、今回のハイライトで同じく非公開で、重要文化財で長谷川等伯筆の襖絵や狩野永岳筆の襖絵がある隣華院や妙心寺最古の建物、玉鳳院・開山堂をゆっくりと堪能しました。
最後に、妙心寺塔頭で枯山水の石庭で著名な龍安寺を楽しんでいただき、帰路につきました。

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「京都歴史回廊文化塾「京都商工会議所、北区地域経済懇話会、立命館大学共催の歴史回廊・ふしぎ発見!」が開催[2008/12/19]

当日は商工会議所会員、歴史回廊協議会会員や近隣より70名のご参加をいただきました。
 最初に京都商工会議所中小企業経営相談センターの町田徳男副所長の開会挨拶に続いて、第1部は立命館大学文学部中西健治教授(日本文学専攻)が、「源氏物語を読んだ人」-物語にあこがれた少女から-のテーマで、導入講義が行われました。
 第2部は今回の講座メインであるクイズ形式アカデミック講義「源氏物語ふしぎ? 源氏物語ふしぎ!」をクイズコーディネーターとして立命館大学文学部瀧本和成教授(日本文学専攻)がつとめ、出題者として中西健治教授と立命館大学文学部佐古愛己准教授(日本史学専攻)が、源氏物語を読む際の問題点や平安時代の貴族の日常生活の習慣などの問題を、それぞれ2問ずつ出題、3つの選択肢からカードの色で回答する方式で進められ、正解をそれぞれの先生方がミニ解説を行いました。
 最後に瀧本和成教授から、ご自身の著書1冊と立命館大学提供で源氏物語関連著書2冊が、参加者のなかから3名様にプレゼントされました。
 今回の講義は源氏物語をよりリアルに演出するために、今回の企画に賛同いただいた京都の㈱井筒企画様に、男性用「狩衣」2着と女性用「袿姿」1着を提供していただきました。
 先生方は普段とは違う慣れない衣装ながら講座を進めてもらい、また参加された方からは、ひと時の平安時代に浸れたとの感想をいただきました。

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第2回 立命館サンクスデーご案内(1月11日)[2008/12/22]

日頃、お世話になっている地域の皆様に、立命館大学の学生が新春の楽しい企画で皆様のお越しをお待ちしております。1月11日は衣笠キャンパスに行こう
*詳細はこちらをご覧ください。

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「京都歴史回廊・ふしぎ発見!文化講座を開催します。[2009/1/15]

京都アスニー(京都市生涯学習総合センター)・京都歴史回廊協議会共催のゴールデン・エイジ・アカデミー「京都歴史回廊文化塾 歴史回廊・ふしぎ発見!」が開催されます。
4大学連携で選りすぐりの講師が皆様にお話します。ぜひとも、ご参加ください。
●講座詳細(各回共通)
○参加対象:京都市在住及び市内に通勤・通学の方
○会場:京都アスニー4階ホール ○時間:午前10時~12時
○入場料:無料(午前9時30分開場) ○定員:各回先着600名
○お問合せ:京都アスニ- TEL 075-812-7222
●第1266回
○日時:2009年2月6日(金)
○演題:『愛宕山と浄土教』
○講師:京都嵯峨芸術大学芸術学部准教授 佐藤文郎氏
●第1267回
○日時:2009年2月13日(金)
○演題:『聚楽第をめぐる謎―歴史地理学からの発想』
○講師:佛教大学文学部人文学科教授 渡邉秀一氏
●第1268回
○日時:2009年2月20日(金)
○演題:『鹿苑寺と一僧侶』
○講師:立命館大学文学部教授 中西健治氏
●第1269回
○日時:2009年2月27日(金)
○演題:『妙心寺の文化財―「特別展妙心寺」に寄せて―』
○講師:花園大学文学部教授・花園大学歴史博物館主任 福島恒徳氏

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