京都歴史回廊協議会<2009>

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京都歴史回廊協議会2009年度第一回幹事会開催 [2009/4/28]

3月28日(金)留学生向けに妙心寺で坐禅体験と見学を実施しました。

2009年度第1回京都歴史回廊協議会幹事会が開催されました
4月21日(火)午後4時から、京都全日空ホテルにおいて、2009年度第1回目の京都歴史回廊協議会幹事会が開催されました。
今回の幹事会では、発足以来4年3ヶ月余にわたる本会の取り組みの到達点を確認した上で、今後の取り組みを、京都歴史回廊協議会「第2ステージ」と位置づけ、京都市北西部地域全体の活性化をさらに実質化する役員体制を整え、本会の活動趣旨賛同者(賛助会員・ファンクラブ会員)を対象とした事業を軸に置き、充実させる中で、さらに社会的に高く評価されるよう取り組んでいくということが確認されました。
出席した幹事からは、「歴史、文化の風を西から吹かせよう」という力強いスローガンが発せられるなど、大いに盛り上がった幹事会でした。
なお、今回の幹事会において承認されました今後2ヵ年に亘る本会の役員体制はこちら

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第一回歴史回廊ウォーク開催のご案内[2009/5/7]

この度、第一回「歴史回廊ウォーク」が開催されます。
今回は御室・花園地域にあり、開山以来650年の歴史を誇る臨済宗妙心寺派大本山「妙心寺」を会場に竹貫元勝教授(花園大学教授)の講演、通常は非公開となっている塔頭を巡るコースとなっております。是非未だファンクラブ会員となっておられないご家族、ご友人にもお声かけ頂きご参加下さいますようお願い申し上げます。
日時:2009年6月10日(水)午前9時~12時
会場:臨済宗妙心寺大本山「妙心寺」
  *午前9時に妙心寺南門前集合
内容:特別拝観「玉鳳院」・「開山堂」(約20分)
   非公開塔頭「金牛院」にて竹貫元勝教授の講演(約80分)
   『妙心寺四本庵成立とその後の塔頭創建』
   境内塔頭巡り(約60分)
   特別拝観「衡梅院」(約20分)
募集人員:50名
参加費:2009年度ファンクラブ会員・家族会員 1,500円
                   一般参加者 2,000円
    *参加費は講師謝礼等に充当いたします
参加申込:5月29日(金)までにFAXもしくは電話・メールにて(代表者氏名・代表者ご住所・お電話番号もしくは携帯電話番号・e-mail、ご同行者氏名・ご同行者の電話番号もしくは携帯電話番号)をご連絡下さいませ
【参加お申込・お問い合わせ】
京都歴史回廊協議会事務局(学校法人立命館 社会連携課)
担当 大場 大島 Tel 075-813-8247
            FAX 075-813-8167
            e-mail info@kairou.org
     

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平成版浮世絵「京都百景」画文集出版記念 井堂雅夫の世界展[2009/5/19]

5月15日(金)~18日(月)の四日間、「みやこめっせ」において、
「井堂雅夫の世界展」が開催されました。
会場には5年の歳月を費やして完成した「京都百景」100点をはじめ、
木版画・肉筆画作品約100点が展示され、訪れた多くの鑑賞者を魅了していました。

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小松流いけばな展 第2回「きぬかけ華回廊」が開催[2009/5/26]

5月23日(土)~24日(日)の二日間、堂本印象別館におきまして、
小松流いけばな展、第2回「きぬかけ華回廊」が開催されました。
多くの方が鑑賞に訪れ、展山先生の作品をはじめ美しい作品に見入っておられました。

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インターシッププログラムの学生との打ち合わせ[2009/6/10]

京都歴史回廊協議会では、京都市北西部地域を「帯で括る」エリア観光化を目指しています。その際に、最も適した移動交通手段は何か、について今年度調査研究を進めていきたいと考えています。
6月5日(金)には、本研究を主として担当してくださる3名の学生と初めての打合わせを行いました。石谷副会長にもご参加いただき、収集すべき基礎データの種類や内容、研究の進め方等について協議しました。
今後のスケジュールとしては、6~7月中に基礎データ収集と研究手法を確定し、8~9月に実地調査(ヒアリング等)を実施し、10~11月で調査結果の分析と報告書を作成していく予定です。
京都が大好きな学生たちが取り組む本研究の行方にどうぞご期待ください。

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本会インターンシップ実習生が、実習の目的、内容等を発表[2009/7/10]

7月9日(木)、キャンパスプラザ京都で開催された、財団法人大学コンソーシアム京都インターンシップ・プログレスコースの授業の中で、本会インターンシップ実習生である牧原友美さん(京都造形芸術大学2回生)が、今次実習の目的、内容についてプロジェクターを使用しながら発表しました。
今次実習は、当初「きぬかけの路レンタサイクル事業開発の可能性の追求」というテーマで動き始めたが、数回にわたる事前調査(ヒアリング、ウォッチング等)の結果、自転車だけに囚われず、京都市北西部エリアを効率よく観光するために有効な移動交通手段とは何かを追求することにしたこと。併せてエリア内史跡・名所を調査し、最終的には観光アクセスマップを作成するとともに、観光アクセスプランを本会に提案することを目標において活動することを、決意を込めて熱く語ってくれました。

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花園大学京都学講座が開催されます[2009/7/16]

2009年8月3日(月)~8月5日(水)の三日間、花園大学無聖館にて花園大学京都学講座「幕末~明治の京都」が開催されます。講座には本協議会副会長の花園大学副学長・芳井教授と同じく本協議会の常任幹事である花園大学准教授の松田准教授が講演されます。ご興味のある方は是非ご参加下さいませ。
詳しくはこちら

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花御室小学校の子どもたちが、「妙心寺お精霊迎え」用の灯籠づくり[2009/7/28]

7月27日(月)御室小学校の子どもたち約70名が、妙心寺大方丈において、8月9~10日に同寺境内で行われる「妙心寺お精霊迎え」用の灯籠づくりを行いました。
 午前9時に大方丈前に集合した子どもたちは、石谷副会長(京都歴史回廊協議会副会長)の先導で、大広間に入りました。各自一枚ずつ座布団を手に持ち、所定の位置に座ると、小倉大岳金牛院副住職(京都歴史回廊協議会常任幹事)から、「お精霊迎え」や「灯籠」を作ることの意味についての説明を聞きました。そして、精神を統一するため、全員揃って坐禅を行い、その後、配布された紙に思い思いの絵を描きました。
 絵を描き終わった後、感謝の気持ちを込めて、子どもたち全員で大方丈の廊下の拭き掃除をしました。最後に、小倉副住職から、「ご先祖さんがおられたからこそ、子孫である君たちがいる。ご先祖さんに感謝すると、素直な気持ちを持てるようになる。そういう素直な気持ちでお父さん、お母さんそして先生のお話をしっかりと聞きなさい、それがまたご先祖に感謝するということに繋がるのだよ」というありがたいお話を頂戴し、みんなで御礼を述べ、会場を後にしました。
 子ども達の「ご先祖さんに感謝する気持ち」の籠った灯籠は、「妙心寺お精霊迎え」の際に、展示され、点灯されます。子どもたちの可愛い作品を是非ご覧になってください。

*なお、今年は、境内を花灯路化し、より幻想的な雰囲気の中、お精霊迎えが行われます。

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「妙心寺お精霊迎え・花灯路」が始まりました![2009/8/10]

8月9日(日)、妙心寺において、伝統の「お精霊迎え」が始まりました。
「お精霊迎え」は、お盆にあたり、迎え鐘を撞いたり、塔婆供養をしてご先祖の精霊をお迎えするとともに、お経やご詠歌をお唱えし、手厚くお弔いをする妙心寺の伝統行事です。今年は、「東山」や「嵐山」で使用している灯籠100基で境内参道を花灯路化する中実施されました。
お天気は生憎の雨模様でしたが、日没とともに、法堂周辺に飾られた約700基の灯籠(内70基は御室小学校の児童作)と境内参道の灯籠に灯が入れられると、その幻想的な風景に、多くの参拝者から感嘆の声があがりました。
「妙心寺お精霊迎え・花灯路」は、10日(月)まで実施しています。お近くへお立ち寄りの際には、是非ご来場ください。

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京都探究ゆかりシリーズ「京都幕末ドラマチックツアー~坂本龍馬暗殺ミステリーと大政奉還~」[2009/9/2]

京都歴史回廊協議会主催観光企画「京都探究ゆかりシリーズ」を下記の通りご案内いたします。
今回は、幕末維新期における超一級志士である坂本龍馬に焦点をあて、その軌跡と功績について学ぶツアーとなっております。
龍馬が演出し、土佐藩をして幕府に進言させ、将軍徳川慶喜の決断により成った「大政奉還」。
その会場となった世界遺産「二条城」や、龍馬をはじめとする様々な志士が駆け巡った木屋町、河原町界隈の史跡を、学芸員と巡っていただくとともに、ツアーの締め括りとして、有識者によるフォーラム「現代に変革の風を、京都から~幕末の京都と坂本龍馬志士に学ぶ~」に参加していただき、2日間の学びを深めていただきます。ご興味のある方は、是非ご参加ください。お申込はこちらまで

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映画「明日をつくった男~田辺朔郎と琵琶湖疏水~」が上映[2009/9/2]

本会の賛助会員様である関西プロデュースセンター様が事務局を務められる映画「明日をつくった男~田辺朔郎と琵琶湖疏水~」が上映されます。ご興味のある方は是非ご鑑賞下さいませ。
日時  平成21年11月6日 京都市東部文化会館ホール(550席)
    午後  6時30分
    主催  映画「明日をつくった男~田辺朔郎と琵琶湖疏水~」
         山科ふるさと上映実行委員会(仮)
    参加費 当日  一般1300円   子ども600円 
    前売券 一般1000円   子ども500円
    事務局 関西プロデュースセンター&オリジナル・ブックマイン
      お問い合わせ オリジナル・ブックマイン 
        Tel&Fax075-592-8039

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京都文化少年団「子ども文化教室」が開催[2009/9/7]

京都文化少年団「子ども文化教室」が開催されました。
 9月6日(日)午前10時から、宇多野ユースホステルにおいて、社団法人京都青年会議所ひとづくり委員会との連携のもと、本会地域・地学連携事業の一つ「京都文化少年団『子ども文化教室』」が開催されました。
 新型インフルエンザの流行に伴い、開催が危惧されましたが、午前9時の受付開始を待たずに、多くの子どもたちが、次々と来場。定刻には参加が予定されていた全ての子どもたちが集合し、開会となりました。
 午前中は、京菓子協同組合青年部の皆さんのご指導による「お菓子作り」と、立命館大学茶道研究部の皆さんのご協力による「お茶席」を体験し、京野菜スープとおにぎりの昼食をとった後、午後からは、造園家、作庭家、そして桜守として著名な佐野藤右衛門さんのお話を、お庭の桜の木陰でお聞きしました。最後に、桜の小枝とプレートを使ったキーホルダーづくりを体験し、閉会となりました。

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第二回京都歴史回廊ウォーク開催のご案内[2009/9/11]

この度、第二回「歴史回廊ウォーク」が開催されます。
今回は、京福電鉄・御室仁和寺駅を出発し、光孝天皇陵、陽明文庫(通過)を経て、臨済宗建仁寺派「妙光寺」を訪れます。同寺は建仁寺所蔵の国宝『風神雷神図』(俵屋宗達筆)が本来あった寺です。
同寺では「神器の間」のある方丈にて副住職に縁起等についてご講演いただきます。
講演後、境内を散策し、次に浄土律・捨世派「西寿寺」を訪れご本尊の阿弥陀如来さま(平安末期作)を拝観して頂き、少し高台にある同寺から見える美しい洛西の風景をお楽しみ頂きます。
そして最後に宇多天皇の母である班子皇后を祀る「福王子神社」を訪れ解散とする予定です。
前回と比べ少し坂道が多いコースとなりますので歩き易い服装と靴の用意をお願いします。
日  時:2009年10月8日
集  合:午前9時に京福電鉄北野線「御室仁和寺駅」前集合
内  容:御室仁和寺駅集合→光孝天皇陵→陽明文庫(通過)→妙光寺(聴講・境内散策)→西寿寺→福王子神社にて解散
募集人数:50名
参 加 費:2009年度ファンクラブ会員・家族会員・賛助会員 1,500円
      一般                      2,000円
参加申込:9月30日(水)までに電話、FAX、メールにてご連絡下さい
【参加お申込先・お問い合わせ先】
京都歴史回廊協議会事務局(学校法人立命館 社会連携課内)
担当 大場・大島TEL:075-813-8247  FAX075-813-8167
        

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第2回幹事会が開催されました[2009/10/1]

9月29日(火)午後6時30分から、立命館朱雀キャンパスにおいて、2009年度第2回目となる幹事会が開催されました
 今回の幹事会では、予算執行状況および事業進捗状況報告と共に、4月以降の新たな事務局体制の業務実態に則した予算書の改定、11月の本会主催フォーラム「現代に変革の風を、京都から~京の幕末と坂本龍馬志士に学ぶ~」の参加費無料化等、下半期事業推進上、重要な事項について審議、採決が行われました。
 また、12月の幹事会に向けて、次年度事業計画の策定作業に入ることとなりました。「京都市北西部地域において、文化遺産、地域、そして学生がコラボレーションした、四季折々のイベントを創出していこう」という意見が提案されるなど、京都歴史回廊協議会「第2ステージ」の実質化に向けた動きが活発化してきたと実感できる機会となりました。

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朱雀地域に伝わる龍馬と妻のお龍の恋物語をご紹介 [2009/10/16]

11月3日(祝)のフォーラムまで、残り3週間となってまいりました。
御席の方は、未だ若干余裕がございますので、お申し込みをお済でない方は、電話、FAX、E-Mailにて事務局までお申し込みくださいますようお願いいたします(参加申込用紙:http://www.kairou.org/ryoma/ryoma.pdf)。
 さて、今回のフォーラムが開催されます朱雀地域には、地元の人々により語り継がれている、坂本龍馬と妻のお龍の恋物語があります。
事務局が、フォーラム開催のご案内を、地元商店街の方々にご紹介する中で、教えていただいた伝説です。
その概要と恋物語ゆかりの地をご紹介いたしますので、今回のフォーラムにお越しの際には、是非、お訪ねください。

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延期しておりました、第2回京都歴史回廊ウォーク開催のご案内 [2009/10/16]

 さて、先日延期になりました第2回京都歴史回廊ウォークですが、この度、再度下記の日程にて開催が決定致しましたのでご案内いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
前回と比して、少し坂道が多いコースとなっておりますので、歩きやすい服装とシューズをご用意の上、ご参加くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
                記
日  時 :2009年11月13日(金)午前9時~12時
集  合 :午前9時に京福電鉄北野線「御室仁和寺駅」前集合
内  容 :「御室仁和寺駅」集合→「光孝天皇陵」→「陽明文庫」(通過) →「妙光寺」(聴講)
→「西寿寺」→「福王子神社」にて解散
募集人数 : 50名
参加費 : 2009年度ファンクラブ会員・家族会員・賛助会員 1,500円
       一般参加者                  2,000円
参加申込 : 別紙「参加申込用紙」に必要事項ご記入の上、11月9日(月)までにFAXしていた だくか、同じ内容を電話、メールにてご連絡ください。
【参加お申込先・お問合せ先】
京都歴史回廊協議会事務局(学校法人立命館 社会連携課)
担当 大場、大島 TEL:075-813-8247 FAX:075-813-8167 
e-mail:info@kairou.org              

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延フォーラム「現代に変革の風を、京都から~京の幕末と坂本龍馬志士に学ぶ~」が開催 [2009/11/6]

11月3日(祝)午後1時から、立命館朱雀キャンパス5階ホールにおいて、
フォーラム「現代に変革の風を、京都から~京の幕末と坂本龍馬志士に学ぶ~」が開催されます。
定員350名の事前申込方式で募集したところ、来年のNHK大河ドラマ放映を前に盛り上がる龍馬ブームとともに、申込者が殺到。結果、
会場のキャパシティ(465席)が許す範囲で、数多くの方々に聴講していただこうという判断で、445名の申込を受け付けました。
          

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「京カレッジ『京都歴史回廊探究コース』」開講中 [2009/11/16]

11月11日(水)立命館大学末川記念会館において、「京カレッジ『京都歴史回廊探究コース』」が開講されました。
同コースは、(財)大学コンソーシアム京都の生涯学習講座制度であり、京都歴史回廊協議会が、同制度を利用して開設、運営するものです。今年度のテーマは「衣笠山周辺地域の探究~維新の火薬庫から明治国家終焉の地へ~」で、主に幕末維新期から終戦までの時期における衣笠山周辺地域の知られざる歴史を掘り起こし、学ぶ機会とします。
先週4日(水)のオープニング講義に続き、第2回目となった今回は、午前中に立命館大学の寺村安道先生にご講義いただき、午後からは寺村先生にご解説いただきながら講義で紹介された史跡を訪ね歩くという、座学とフィールドワークがセットになった内容となりました。      

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第二回「京都歴史回廊ウォーク」が開催されました [2009/11/16]

11月13日(金)、第2回「京都歴史回廊ウォーク」が開催されました。本来ならば10月8日(木)に開催される予定でしたが、台風の接近による暴風雨のため、急遽延期を決断し、約1ヵ月後である今回の開催となりました。
 今回は、「今、よみがえる京都十刹『妙光寺』~『風神雷神図屏風』のふるさとを訪ねる~」というテーマで、京福電鉄北野線「御室仁和寺駅」をスタートし、宇多野の妙光寺や西寿寺を訪ね、最後は福王子神社で解散というコースを学びながら歩くこととしました。    

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西寿寺の庵主様が事務局をご訪問くださいました [2009/11/20]

 11月13日(金)の「第2回京都歴史回廊ウォーク」で、大変お世話になりました西寿寺の庵主様が、事務局をご訪問くださいました。
思わず跪いて手を合わせたくなるような素晴らしいご本尊や、洛西を一望できる同寺のロケーションに、参加者一同感動したお話をお伝えしました。
 庵主様は、最近、「グリーフケア」に力を注いでおられます。「グリーフケア」とは、人が「グリーフ(悲嘆)」を乗り越えるプロセスをサポートしようというもので、庵主様ご自身が、先代ご住職のご逝去の際に苦しまれたご経験から、大切な人が亡くなられた際の「心のケア」の重要性に気づかれ、始められたとのことでした。
既に「京都グリーフ・サポートセンター」を境内に開設され、毎週木曜日正午から午後3時まで、大切なご家族を亡くされたご遺族の方々の悲しみや苦しみをサポートする活動をされています。
 「亡くなられた方をお弔いする法事というものはとても大切なことだけれども、遺された人々の心のケアというものも、同様に大切なはず。先代住職は、自らの死をもって、そのことを最後に私に教えてくださったのだと思います」と庵主様。先代ご住職に対する感謝の念とともに、新たなミッションを果たすべく、日々意欲的に活動されているとのことでした。
 なお、詳細はこちらまで。    

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第4回「京カレッジ『京都歴史回廊探究コース』」を開講 [2009/11/25]

 11月25日(水)、第4回「京カレッジ『京都歴史回廊探究コース』」を開講しました(受講生17名)。
 第一部の座学は、午前10時から立命館大学衣笠キャンパス「末川記念会館」において、寺村安道先生から「仁和寺と終戦秘話~かくて明治国家は終わりを告げた~」というテーマでご講義いただきました。
 昼食をはさんで行われた第2部のフィールドワークは、第2回、第3回の座学でも紹介された、幕末の勤皇僧「天章慈英」が住職を務めていた鳴滝の妙光寺と、今回の座学のメインテーマである「終戦秘話」の会場、陽明文庫を訪ねました。
 妙光寺では、芳賀由宗副住職から同寺の縁起や、江戸時代、「風神雷神図屏風」を描いた俵屋宗達をはじめ、京焼色絵陶器の大家である野々村仁清等、一流の芸術家が訪れるなど、同寺が「文化サロン」的な位置づけであったこと。そして幕末には勤皇僧として活躍した天章慈英和尚のもとに勤皇の志士が頻繁に訪れ、和尚の教えを乞うた話などをお聞かせいただきました。また、明治4年7月、天章和尚は何者かに惨殺され、その「血染めの縁先」が昭和40年代前半まで放置されていたお話も併せて伺いました。その後、その現場である同和尚の書斎「歳寒庵」を拝見し、動乱の時代に思いを馳せると共に、受講生一同で、和尚のご冥福をお祈りしました。
 次に訪れた陽明文庫では、名和修文庫長に解説していただきながら、国宝「御堂関白記」や国宝「倭漢抄」等を、拝観させていただきました。そして、太平洋戦争末期、近衛文麿公爵等が国体護持のため、敗戦と共に昭和天皇に退位していただき、出家の上、裕仁法王として仁和寺に迎えるという密談(「福王子会談」)を交わしたとされる「虎山荘」を拝観させていただきました。敗戦を目前に、「虎山荘」に集まった重臣たちの思いはどのようなものであったのであろうかと、座学で学んだ知識をもとに、受講生一同は、各自持論の構築に努めておられるようでした。
 次回(12月2日)は、朱雀キャンパスで、講義のまとめと知識を整理するためにワークショップを開催する予定です。    

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第三回京都歴史回廊ウォーク開催のご案内 [2009/12/1]

この度、第三回「歴史回廊ウォーク」が開催されます。
詳細は後日掲載予定です。
日  時:2010年1月22日(金)
集  合:午後1時に大覚寺門前集合
募集人数:50名
参 加 費:2009年度ファンクラブ会員・家族会員・賛助会員 1,500円
      一般 2,000円
【参加お申込先・お問い合わせ先】
京都歴史回廊協議会事務局(学校法人立命館 社会連携課内)
担当 大場・大島TEL:075-813-8247  FAX075-813-8167       

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インターンシップ・プログレスコース最終報告会が開催 [2009/12/1]

 11月28日(土)キャンパスプラザ京都4階会議室において、財団法人大学コンソーシアム京都主催の「インターンシップ・プログレスコース」受講生による、最終成果報告会が開催されました。
 本会の「京都市北西部地域観光推進プロジェクト」に参加してくれた、3名の大学生(藤本涼子さん、杉山尚之くん、牧原友美さん)は、全体の7番目に登場。金閣寺から、堂本印象美術館、龍安寺、仁和寺、妙心寺と、「きぬかけの路」に沿ってエリア観光をされている方は、マップ(含むカーナビ)を持っているという観光調査の分析結果に基づき、「地元女子大生」の視点を生かしたオリジナル観光マップを作成したこと、そして今後、同マップを金閣寺周辺のお店等に設置させてもらい、「きぬかけの路」エリアのPRに努めていきたい、と発表しました。会場からは、論理の通った発表を賞賛する大きな拍手と共に、資料として配布されたオリジナル観光マップの内容について、改善点等、積極的な意見が沢山出されました。
 発表を受けて、受け入れ先団体担当者として本会副事務局長の大場が、諸般の事情から当初設定していたテーマを変えざるを得なかったことや、そのような中、コーディネーターの河村能夫先生(龍谷大学経済学部教授)ご夫妻のご支援を得ながら、観光調査を実施し、最終政策提案というレベルまでもってこられたことなど、学生のがんばりを称えると共に、多くの支援者への感謝の弁を述べました。
 最後にコーディネーターの河村先生から、「観光調査」の有意義性、そして手づくり感満載のオリジナル観光マップの素晴らしさをご指摘いただき、報告を終了しました。
 今後、3名の大学生は、会場からいただいたご意見をもとに発表資料を改良し、12月22日(火)に開催される本会幹事会にて、政策提言を行う予定です。

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京カレッジ「京都歴史回廊探究コース」最終講義が行われました [2009/12/2]

 12月2日(水)午後1時から、立命館朱雀キャンパスにおいて、京カレッジ「京都歴史回廊探究コース」の最終講義が行われました。今回は、「衣笠山周辺地域の探究のふりかえりと発展学習」というテーマで、前回までの講義とフィールドワークで学んだ知識の復習と、本コースの開講を準備するに当たり、講師の寺村先生ご自身がとられた調査方法を題材に、今後、受講生が自学自習するに当たり役に立つであろう調査スキルの紹介が行われました。
 約3時間の講義が終了した後、講師の寺村先生から受講生一人ひとりに修了証書が手渡されました。受講生からは、「ぜひ、来年も開講してください」と継続開講を希望する声も多く寄せられました。座学とフィールドワークがセットとなった生涯学習講座の満足度の高さをあらためて知る機会となりました。

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第7回常任幹事会および第3回幹事会が開催 [2009/12/24]

 12月22日(火)、立命館朱雀キャンパス7階701会議室において、2009年度第7回常任幹事会および第3回幹事会が開催されました。
 午後5時30分から開催された常任幹事会は、大槻隆彦会長の挨拶に続き、事務局から2009年度予算執行状況および事業進捗状況の報告がありました。そして、11月3日(祝)に開催したフォーラム「現代に変革の風を、京都から~京の幕末と坂本龍馬志士に学ぶ~」の総括、および11月4日(水)から12月2日(水)まで、毎水曜日全5回にわたり開講した生涯学習講座「京カレッジ『京都歴史回廊探究コース』」の総括を行いました。
 午後6時30分からの幹事会では、同じ議事に加え、5月から受け入れていたインターンシップ生による最終成果報告会が行われました。「きぬかけの路観光調査と観光政策の提案」というテーマで、約15分間にわたり、パワーポイントを用いて、この間実施してきたアンケート調査やその分析結果に基づき作成した観光マップなど、今後、きぬかけの路を軸としたエリア観光を推進していくに当たり、大変参考となる観光政策を提案してくれました。提案を受けて、幹事の方々からは、「マップを手に観光客が歩きやすいように、電柱の地中化や、標示板の設置等の事業を、会としても行政等に働きかけていこう」という積極的な意見が出されていました。
 午後7時30分からは、京野菜レストラン「TAWAWA」に会場を移し、懇親会が開催されました。2009年度事業の振り返りを行うとともに、2010年度に向けた事業計画案など、活発な意見交換が行われました。
 次回常任幹事会は、1月20日(水)午後6時30分から、衣笠キャンパス至徳館4階403会議室にて開催される予定です。

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京都歴史回廊協議会事務局の年末年始休業のお知らせ[2009/12/25]

 京都歴史回廊協議会では、事務局を担う学校法人立命館の冬季休暇に準じ、来る12月26日(土)から1月5日(火)まで業務を停止し、一斉休暇に入ります。ご不便をおかけしますが、休業期間中は電話対応を含め、すべての業務を閉鎖といたしますのでご了承下さい。
 皆様、良い新年をお迎え下さい。
 京都歴史回廊協議会事務局一同

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新年あけましておめでとうございます[2010/1/1]

  新年あけましておめでとうございます。旧年中は、「京都歴史回廊ウォーク」、「妙心寺お精霊迎え・花灯路」、そして「龍馬フォーラム」等々、本会事業へのご支援、誠にありがとうございました。
 本年も、1月22日(金)に開催いたします「第3回京都歴史回廊ウォーク『旧嵯峨御所 大覚寺~寺内拝観と大沢池散策~』」を皮切りに、参加される方々が、楽しみながら学べる企画を随時実施してまいりたいと存じます。
 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

                2010年1月1日
                     京都歴史回廊協議会
                                                     会 長 大 槻 隆 彦

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近畿大学、阪南大学、和歌山大学の学生が、早春の北野・衣笠・御室・花園地域の歴史ウォークを実施[2010/1/12]

  1月11日(祝)、近畿大学、阪南大学、和歌山大学の観光学を学ぶ学生24名が、本会「京都歴史回廊ウォーク」スタッフとともに、早春の北野・衣笠・御室・花園地域の歴史ウォークを実施しました。
 今回の歴史ウォークは、2月18日(木)に来京する、韓国の大邸大学校、清州大学校、東義大学校の一行をアテンドするに当たっての下見を兼ねたもの。交流事業自体は、上記関西の3大学の共催事業ですが、来京当日、北野・衣笠・御室・花園地域のウォーク企画を実施するに当たり、過日本会の「京都歴史回廊ウォーク」スタッフに対し、協力の依頼があり、それをお受けした形で、今回の随行となりました。
 北野天満宮を皮切りに、上七軒、千本釈迦堂、御土居、平野神社、立命館大学国際平和ミュージアム、きぬかけの路、龍安寺、龍安寺商店街、そして妙心寺に至るまで、好天下、約3時間にわたって歴史ウォークを実施しました。
 今後、学生の意見を尊重しながら、コースの提案などを行う予定です。

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「京都歴史回廊文化塾『近現代京都の諸相ー歴史・文学・伝統芸能ー』」が開講[2010/1/13]

 京都市生涯学習総合センター「京都アスニー」主催の生涯学習講座「ゴールデン・エイジ・アカデミー」の2月は、京都歴史回廊協議会プレゼンツの「京都歴史回廊文化塾」が、下記の通り開講されます。今年度のテーマは「近現代京都の諸相ー歴史・文学・伝統芸能ー」です。佛教大学、花園大学、京都嵯峨芸術大学、そして立命館大学の先生方に、「歴史」、「文学」、「伝統芸能」という切り口から、京都学を語っていただきます。奮ってご参加いただきますよう、お願いいたします。
 なお、聴講は無料ですが、先着600名とお席に限りがございますので、お早めにご来場くださいますよう併せてお願いいたします。
                         記
≪内 容≫
①2月 5日(金)午前10時~12時
 「川端康成『古都』をめぐってー京の伝統と変貌とー」 立命館大学文学部教授 木村一信 氏
②2月12日(金)午前10時~12時
 「文教都市 京都の誕生ー学知のネットワークー」 佛教大学文学部教授 原田敬一 氏
③2月19日(金)午前10時~12時
 「明治・大正期 京都官家士族と請願運動」 花園大学文学部専任講師 松田敬之 氏
④2月25日(金)午前10時~12時
 「嵯峨大念仏狂言を楽しむ」 京都嵯峨芸術大学芸術学部准教授 芳野 明 氏
≪会 場≫
京都市生涯学習総合センター「京都アスニー」4階ホール
〒604-8401 京都市中京区丸太町通七本松西入ル アクセスマップはこちら
                                                                  以上

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本会「京都歴史回廊ウォーク」企画運営担当の丸野さん、細田さんが研究成果を発表[2010/1/18]

1月16日(土)午後1時から、立命館大学衣笠キャンパス敬学館250号教室において、文学部「京都歴史回廊演習」成果発表会が行われました。 本会「京都歴史回廊ウォーク」の企画運営を担当されている丸野保雄さんと細田茂樹さんが、受講生として発表されるとあって、大槻隆彦会長はじめ、ファンクラブ会員の方々も多数応援に駆けつけました。
 杉橋隆夫文学部教授の開会の辞に続き、今年度「京都歴史回廊演習」担当教員である三枝暁子同准教授が、授業の概要について説明されました。そして、高木博志京都大学人文科学研究所准教授による特別講演が行われた後、受講生を代表して2名が研究発表を行いました。二人目の発表者として登場した細田茂樹さんは、「嵐山の眺望の変遷を考察するー「戸無瀬の滝」を事例としてー」というテーマで、約20分間にわたり研究成果を報告しました。
 休憩を挟んで行われたパネルディスカッションでは、受講生たちが、「『伝統』を疑う」という今年度演習の共通テーマに沿って立てた各々の研究テーマと内容について報告を行いました。フロアとの活発な質疑応答も行われ、大盛況のまま閉会となりました。

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第3回京都歴史回廊ウォーク「旧嵯峨御所 大覚寺を巡る―平安王朝~南北朝期の舞台―」を開催[2010/1/25]

1月22日(金)嵯峨野の大覚寺(真言宗大覚寺派大本山)において、第3回京都歴史回廊ウォーク「旧嵯峨御所 大覚寺を巡る―平安王朝~南北朝期の舞台―」を開催しました(参加者36名)。
 午後1時に、同寺門前に集合した一行は、「明智門」(元亀山城城門)から、「明智陣屋」に向かいました。そして玄関にてお迎えくださったスタッフの方々から「秘鍵大師」の掛け軸が飾られている広間にご案内いただきました。そこにて先ず同寺総務部長の服部精村様からご法話を頂戴しました。次に、同寺企画推進課納所の亀田隆成様に、同寺のご縁起等のご説明をいただきながら、「宸殿」、「御影堂」、「五大堂(本堂)」、「霊宝館」、そして、後宇多法皇が院政を執られた「御冠の間」のある「正寝殿」を拝観させていただきました。
 寺内拝観後は、同寺の前身である離宮嵯峨院を造営された嵯峨天皇が、中国の洞庭湖を模して造られた日本最古の人工の林泉「大沢池」を散策しました。「心経宝塔」、「嵯峨梅林」を経て、藤原公任が「滝の音は、絶えて久しくなりぬれど、名こそ流れてなほ聞こえけれ」(百人一首)と詠んだ「名古曽の滝」を訪ねました。滝は、1994年からの奈良国立文化財研究所による発掘調査で、「中世の遣水」が発見され、復元されているとの情報の通り、僅かな水量ではありましたが、水流が確認できました。
 1200年前の平安人に想いを馳せながら、厳冬の嵯峨野を満喫するウォークとなりました。次回ウォークは、3月に北区の鷹峯地域を訪問する予定です。詳細は後日、本ホームページ等でご案内いたします。ご期待ください。

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2009年度ゴールデン・エイジ・アカデミー「京都歴史回廊文化塾」がスタート[2010/2/5]

2月5日(金)午前10時から、京都アスニーとの共催企画ゴールデン・エイジ・アカデミー「京都歴史回廊文化塾」がスタートしました。2009年度のテーマは「近現代京都の諸相―歴史・文学・伝統芸能―」です。第1回目の講師は、立命館大学文学部長・教授の木村一信先生。「川端康成『古都』をめぐって―京の伝統と変貌と―」というテーマで、小説「古都」に描かれている、生き別れた双子の姉妹の再会物語、京都の伝統や産業などが移り変わっていく時代・社会相等、そして同小説の「京都案内記」性についても触れられるなど、「古都」という文学作品が有する多様な諸相について分かりやすくご解説いただきました(聴講者600名)。
 次週の講師は、佛教大学文学部教授の原田敬一先生。「文京都市 京都の誕生―学知のネットワーク―」というテーマでご講演いただきます。今週同様、多数のご来聴をお待ちいたしております。

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京都歴史回廊ウォークスタッフの峯俊智穂さんが、立命館土曜講座で講演[2010/2/16]

2月13日(土)午後2時から、第2925回立命館土曜講座が開催され(於:立命館大学末川記念会館)、本会京都歴史回廊ウォークスタッフとしてご活躍いただいている峯俊智穂さん(大阪国際大学非常勤講師、立命館大学衣笠総合研究機構研究員)が、「世界遺産保護と観光」というテーマで講演されました。
 峯俊さんは、1月30日(土)に開催された松浦晃一郎前ユネスコ事務局長の講演要旨やユネスコ憲章前文等を提示し、「観光」の役割について経済効果だけではなく、異文化相互理解やコミュニティーの活性化等、多様なものにしていく必要があると紹介されました。
 その上で、世界文化遺産「仁和寺」の周辺地域において、地域住民自らが隠れた文化遺産を発掘し、それらを巡るツアーを企画、運営した第2回京都歴史回廊ウォーク(2009年11月13日開催)を事例として紹介され、世界文化遺産「仁和寺」を中心とした周辺地域一帯の歴史的・文化的価値を理解し、それを発信していく仕組みの重要性を、コミュニティーの活性化、世界文化遺産保護の観点から述べられました。
 最後に、3月24日(水)に開催予定の第4回ウォーク「奥深い文化に触れる鷹峯―常照寺にて吉野太夫を偲ぶ―」の参加案内をされ、講演を終えられました。
 なお、会場には同じく京都歴史回廊ウォークスタッフである細田茂樹さんや、同ボランティア学生の小川悠生さんも聴講に駆けつけ、熱心にメモをとっておられました。

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日韓6大学による歴史回廊ウォークが実施[2010/2/19]

2月18日(木)、衣笠、北野エリアにおいて、日韓6大学(近畿、阪南、和歌山、大邸、清州、東義)による交流事業の一環として「日韓6大学歴史回廊ウォーク」が実施されました(参加者56名)。
 午後1時に立命館大学衣笠キャンパスに到着した一行は、京都歴史回廊協議会常任幹事である丸野保雄さんから同会の説明を受けた後、2つのグループに分かれて、本会京都歴史回廊ウォークスタッフである丸野保雄さん、細田茂樹さん、峯俊智穂さんの先導で、先ずは世界文化遺産「金閣寺」へ向かいました。境内では、一緒にスタッフによる説明を受けたり、舎利殿「金閣」をバックに写真撮影をしたりしながら相互交流を深めました。金閣寺を出た後は、西大路通りを南下し、北野天満宮へ向かいました。早咲きの梅の香りで包まれた境内にて、学業成就を祈ったり、国宝社殿を撮影したりしました。最後に一行が向かったのは立命館大学国際平和ミュージアム。高杉巴彦館長のご挨拶を頂戴した後、地下と2階の展示室を見学しました。
 存心館の時計台の影がキャンパスを包む頃、一行は観光バスに乗り、衣笠を後にしました。

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第4回京都歴史回廊ウォーク開催のご案内[2010/2/19]

2009年度第4回目となります「京都歴史回廊ウォーク」を下記の通りご案内させていただきます。お誘い合わせの上、多数ご参加いただきますようお願い申し上げます。
 今回は、洛北の地「鷹峯」をフィールドに選んでみました。江戸時代初期、本阿弥光悦が芸術村を築き、多くの文化人や芸術家が住まいしたこの地へは、諸芸に通じた美貌の名妓として有名であった京都島原の吉野太夫も度々訪れ、光悦や「常照寺(日蓮宗)」を創建した日乾上人と交流したと言われています。今回のウォークでは、先ず、その吉野太夫ゆかりの寺である「常照寺」を訪問します。同寺にて、本会幹事でもあるご住職の奥田正叡様から、鷹峯の歴史、同寺のご縁起、そして同寺と吉野太夫にまつわるお話を頂戴します。その後、早咲きの桜が咲いている境内を拝観し、吉野太夫のお墓参りをさせていただきます。次に、同寺から50mほど西にある「源光庵(曹洞宗)」を訪れます。有名な「悟りの窓」と「迷いの窓」の前に座して、しばし瞑想にふけるのはいかがでしょうか。寺内拝観後は、古道「長坂道」(現鷹峯街道)を下り、豊臣秀吉によって作られた、史跡「御土居」を見学します(ちょうどその地点が「京の七口」の一つ「長坂口」となります)。そして最後は文化二年(1805年)創業の老舗京醤油処の「松野醤油」前にて解散となります。
 なお、当日は、少し坂道が多いコースとなっておりますので、歩きやすい服装とシューズをご用意の上、ご参加くださいますよう併せてお願い申し上げます。

                記

日  時 : 2010年3月24日(水)午後1時~4時
集  合 : 午後1時に「常照寺」門前集合(地図別紙ご参照)
内  容 : 「常照寺」門前集合
       →「奥田正叡ご住職によるご講話」(聴講)
       →「寺内拝観(吉野太夫お墓参り)」
       →「源光庵拝観」→「史跡御土居」
       →「松野醤油」前にて解散

募集人数 : 50名
参 加 費 : ファンクラブ会員・家族会員・賛助会員 1,500円
        一般参加者                2,000円

【参加お申込先・お問い合わせ先】
京都歴史回廊協議会事務局(学校法人立命館 社会連携課内)
担当 大場・大島 TEL:075-813-8247  FAX075-813-8167  

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第2回龍馬フォーラムが開催[2010/3/15]

3月13日(土)午後1時から、勤皇の志士ゆかりの地、東山霊山の「霊山歴史館」において、第2回龍馬フォーラム「薩長同盟に繋がる坂本龍馬と高杉晋作の先進の外交術」が開催されました。本フォーラムは、好評のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の影響もあり、参加募集4日後には、定員に達するという盛況ぶりで、当日もモチベーションの高い参加者135名が会場に駆けつけ、熱心に聴講されました。

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第4回京都歴史回廊ウォーク「奥深い文化に触れる鷹峯―常照寺にて吉野太夫を偲ぶ―」を開催[2010/3/24]

 3月24日(水)、洛北鷹峯において、第4回京都歴史回廊ウォーク「奥深い文化に触れる鷹峯―常照寺にて吉野太夫を偲ぶ―」を開催しました(参加者34名)。
 午後1時、春雨の降りしきる中、参加者は、常照寺「吉野門」前に集合しました。受付を済ませた後、講堂にてご住職の奥田正叡様から、京都における法華宗の歴史、本阿弥光悦を中心とした鷹峯における法華宗門徒の芸術活動、そして諸芸に秀でた名妓吉野太夫と同寺との縁について、スライドや映像等を用いながら分かりやすくご説明いただきました。
 折からの雨のため、境内拝観は断念し、次の訪問先である源光庵へと移動しました。静寂なウィークデーの午後、参加者の中には、本堂の「悟りの窓」と「迷いの窓」の前に坐し、思いに耽ったり、「血天井」に手を合わせ、鳥居元忠一党の冥福を祈る人が居ました。
 源光庵を後にした一行は、古道「長坂道」(現鷹峯街道)を下り、史跡「御土居」を訪れました。そこで、京都市文化財保護課主任・文化財保護技師の馬瀬智光様に、「御土居」が築かれた目的や構造等についてレジュメを用いながらご説明いただきました。その後、「御土居」を見学させていただきました。殆どの人は間近に「御土居」を見学するのは初めてとのことでした。「御土居」の上に登り、秀吉の建築意図について考えたり、意外と大きな規模の建造物であることに驚く等、様々な形で堪能されていました。

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